公開日 2024年06月03日
更新日 2024年06月03日
特定非営利活動法人アットマークリアスNPOサポートセンター
アットマークリアスNPOサポートセンターは、平成16(2004)年に設立した、まちづくりと中間支援を行う団体です。
釜石市圏域及びその周辺住民がいきいきと元気に暮らすため、まちづくりの推進と支援に関する事業を行うと共に、住民、企業、行政のパートナーシップによる地域社会づくりに寄与することを目的に取り組んでいます。
団体のホームページ、SNS
【ホームページ】 https://rias-iwate.net/
【Facebook】 https://www.facebook.com/Rias.NPO.SC
プロジェクト概要
【活動の目的】
東日本大震災からの復旧・復興を経て、釜石市は次のフェーズとして地域の未来を創るという新たな挑戦がスタートしています。震災の傷跡を癒し、街の機能を取り戻すために多くの努力が注がれてきましたが、依然として人材不足、資金不足、リソースの不足といった課題が顕在化しています。
私たちアットマークリアスNPOサポートセンターは、これらの課題をデジタルの力で補い、将来的には新たな価値を生み出すことを目指して活動を展開しています。
もちろん、人と人のつながりや対面でのコミュニケーションといったことも重要ですが、デジタルの力は、多様な人々が社会に平等に参加し、自分たちの街をより良くするための強力なツールだと考えています。
このことを踏まえて、私たちは地域の未来を創るための具体的な活動を展開しています。
- 地域づくりのコーディネート
釜石ローカルDXプロジェクトを通じて、デジタル技術を活用し、地域の人々が主体的に地域課題に取り組むことをサポートします。オンラインプラットフォームを活用して、住民が意見交換し、地域の未来を共に描く場を提供します。
- 防災・災害支援
東日本大震災の経験を教訓に、防災意識を高め、デジタル技術を駆使して災害に強い地域社会の構築を目指します。防災アプリやデジタルマップを活用し、災害時の迅速な情報提供と対応を可能にします。
- NPO・市民活動の支援
社会課題の解決に取り組むNPOや市民活動を、デジタルツールとオンラインツールを用いて支援します。デジタルワークショップやオンラインフォーラムを通じて、知識と技術を提供し、活動の効率化と効果を高めます。
- 子どもたちの未来育成
プログラミング教育を通じて、地域の子どもたちがコンピューターサイエンスに触れ、楽しく学ぶ機会を提供します。デジタル教材やオンライン学習プラットフォームを活用し、子どもたちの創造力と技術力を育成します。
【目指す姿】
私たちの目指す姿は、デジタル技術を活用して、誰もが社会の主役として幸せに暮らせる社会を実現することです。具体的には、以下のビジョンを掲げています。
- 誰もが平等に参加できる社会
デジタル技術を駆使して、多様な人々が社会に平等に参加できる環境を整えます。オンラインプラットフォームやデジタルツールを活用し、障がいがある方々や年配の方々、異なる背景を持つ人々全てがそれぞれの能力を発揮し、活躍できる社会を目指します。
- 持続可能な地域社会の構築
地域の人々が自ら地域課題の解決に取り組むことで、持続可能な地域社会を築きます。デジタル技術を通じて新しいアイデアを形にし、共に支え合いながら、より良い社会を創造します。
- 災害に強い地域づくり
防災意識を高め、地域の防災力を強化することで、デジタル技術を活用して災害に強い社会を築きます。これにより、地域の安全と安心を確保します。
- 子どもたちの未来を応援する社会
子どもたちが楽しく学び、未来に向けて成長できる環境を提供します。デジタル教育を通じて、次世代を担う子どもたちの未来を応援します。
これらの目標を達成するためには、皆様のご支援が不可欠です。寄附を通じて、私たちの活動を支えていただければ幸いです。皆様のご支援が、地域社会の未来を明るくする力となります。共に手を取り合い、幸せに満ちた明るい未来を創り上げましょう。
《寄附申込みフォームはこちらから》
寄附金の使途
- デジタルを活用した地域づくりの拠点に必要な費用
- 子どもたちにコンピューターサイエンスに触れる機会を創るための機材購入等
- 高齢者のデジタル活用を推進するための講師謝金等
返礼品の有無
返礼品:『有』(活動報告書、お礼状)
活動実績
2004年4月よりまちづくりと中間支援を行うNPO法人として活動を開始しました。当時は疲弊した街に活気を取り戻すために中心市街地の活性化に取り組んでおりました。
2011年東日本大震災での被災以降は、地域の復旧・復興に取り組んできました。そして、現在、三度目の挑戦として「デジタルを活用したまちづくり」をテーマに地域の未来を創るため、様々な課題に取り組んでいます。
① 市民活動支援をサポートする支援事業
・NPO連絡会議の開催(地域のNPOや行政と定期的に情報交換や勉強会を実施)
・情報発信(情報紙発行のほか、WEBサイト、SNSを活用した情報発信)《東日本大震災以降 2011年~》
②災害に強いまちづくり
・被災地、被災者支援事業
・東北被災地(岩手県・宮城県・福島県)での活動するNPOのネットワーク構築事業
③行政との協働事業
・釜石市における被災者支援連絡員事業(復興公営住宅の見守り業務 2012年~)
・釜石市内の復興公営住宅(1,316戸)を対象に当法人スタッフが巡回し、住民の見守り、生活の不便、設備等の破損の確認を行っている。
④リアスTechプログラム(子どもプログラミング教室 2021年~)
・子どもたちにプログラミングを通してコンピューターサイエンスに触れ、体験する機会をつくる
・釜石地域の小学生、中学生を対象に、コンピューターサイエンスやプログラミングに触れる体験会(パイロットプログラム)を実施
⑤かまいしローカルDXプロジェクト
・行政を含む多様なセクターの連携による「市民主体の地域DX」を推進する事業
・釜石市、釜石市社会福祉協議会、釜石商工会議所、地域事業者をコアメンバーとしたDX勉強会を実施
・地域課題解決を見据えたデジタル活用を考える「かまいしローカルDXシンポジウム」を開催
関連するSDGsの項目
サポーターの声(支援者の応援メッセージ)
失敗を苦手とする子どもたちも、何度もやり直しができるプログラミングを通して、失敗してもまた挑戦できるんだと前向きに捉えられるようになりました。これからもプログラミング教室を通して、子どもたちの可能性や活動の幅を広げていきたいと思います。
(放課後等デイサービスライトハウス 管理責任者 早坂麻理さん)
プログラミングも含めて、都会に比べて地方は様々な体験機会が少なく、地方と都市の体験格差を感じています。プログラミング教室は子どもたちが地方にいながらコンピューターサイエンスに触れる良い機会であり、将来の可能性を拡げられる貴重な体験を積む場となっております。
(さんつな 代表 伊藤聡さん)
担当者メッセージ
アットマークリアスNPOサポートセンターは、「自分たちの街は自分たちで創る」「地域に関わる人を増やす」というミッションを掲げて、2004年4月にまちづくりと中間支援を行うNPO法人として活動をはじめました。
設立当初は、疲弊した街に活気を取り戻すために中心市街地の活性化に取り組みましたが、2011年の東日本大震災での被災以降は、地域の復旧・復興に取り組んできました。
そして、現在、三度目の挑戦として「デジタルを活用したまちづくり」をテーマに地域の未来を創るため、様々な課題に取り組んでいます。
私たちの新たなチャレンジにご理解、ご協力をお願いします。
代表理事 鹿野 順一
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