公開日 2024年05月16日
更新日 2024年05月16日
NPO法人 Plus One Happiness(プラス ワン ハピネス)
+1Happiness(プラス ワン ハピネス)は、令和4(2022)年に設立したダウン症児やその家族を支援する団体です。
特に診断間もない生後数か月間の家族の不安や孤独は非常に大きなものです。そんな家族に向けた情報を発信していくとともに、早期療育にも取り組んでいます。
『+1Happiness』には、染色体が1本多い子どもたちの『+1本分の幸せを願って』という意味が込められています。
団体のホームページ、SNS
【ホームページ】 https://www.plus.1happiness.or.jp/
【X(旧Twitter)】 https://twitter.com/Plus_1happiness/
【Facebook】 https://www.facebook.com/Plus.1Happiness/
【Instagram】 https://www.instagram.com/plus.one.happiness/
【LINE】 https://page.line.me/plus.1happiness
プロジェクト概要
【活動の目的】
当法人の活動地域は人口が少ない地域です。人口が少ないということは、患者が少ないということであり、その患者を対象とした事業が成立しにくいことを意味します。よって、同じ疾患を持って生まれてきた子どもたちは、その生まれた場所により受けられる支援・療育にどうしても差が出てしまいます。私たちはその『地域差』を少しでも埋めるために活動を開始しました。
現在は、気仙地区のダウン症児の親の会である『SUNNY』の活動支援や、沿岸で初となる障害児のための『釜石のおもちゃ図書館 プラスワン』の運営を行っています。
【目指す姿】
当法人は家族間で交流や情報交換の場の提供はもちろんですが、地域の具体的な情報を発信していくとともに、受給者証を必要とすることなく、早期療育プログラム(日本ダウン症児療育研究会が行っている『ダウン症児の赤ちゃん体操』)の提供をしています。受給者証を必要としないことで、行政の判断を待つことなく、より早期から機動的な介入ができると考えたからです。
そして、より専門的な介入が必要な場合は、正式な手続きを経て受給者証を発行してもらい、既存の事業者による福祉サービスを受けていただければと思っています。その間の情報提供は随時行ってまいります。ご家庭と医療、福祉、行政 相互のかけ橋になることを目指します。
また、現在はこの活動の輪をダウン症児以外の障がい児にも拡げ、おもちゃ図書館などの運営も行っております。広く共有し、障がい児(者)が住みよい地域づくりに貢献できればと思っています。
《寄附申込みフォームはこちらから》
寄附金の使途
- 非営利事業(赤ちゃんの体操教室、おもちゃ図書館、家族会・交流会など)の運営資金
- 障がい児を成人期以降も支援するための活動資金
・釜石のおもちゃ図書館プラスワンの活動は下記URLからご覧ください。
https://www.plus.1happiness.or.jp/toy_library/kamaishi/
返礼品の有無
返礼品:『有』
総務省ガイドラインの範囲内で釜石市の特産品をお返しします。返礼品希望者には、当法人に寄附者の情報が届きましたら、当法人作成の返礼品リストとともに希望調査票を送りますので、希望を書いて返送をお願いします。
活動実績
- ダウン症児家族会・交流会の開催(年6回程度)
- 赤ちゃん体操教室(月1回)
- 釜石のおもちゃ図書館『プラスワン』の運営(第4日曜日)
- 釜石広域基幹相談支援センターの運営(2024年4月~)
- 共同生活援助 メゾン・ラポールの運営(2024年4月~)
※2023年7月には岩手県より『特例認定法人』として指定されており、その高い公益性を評価していただいております。
関連するSDGsの項目
サポーターの声(支援者の応援メッセージ)
<家族会・交流会参加者>
- 分からないことだらけでどうしていいか悩んでいたが、色々な話が聞けて良かった。
<おもちゃ図書館利用者>
- 障がいがあっても遊ばせることができる場所ですごく助かります。
- おもちゃが無料で借りられるのがいい。
担当者メッセージ
『生まれた場所、住んでいる場所により受けられる支援が違うのはおかしい』というある障がい児の親の声から当法人が誕生しました。確かに気持ちは分かりますが、しかし、一定程度の利用者が集まらないと事業として成り立たないのもまた事実。でも、だったら初めから事業性を求めなければいい。もしくは、利用者は少なくても成り立つ方法を考えればいい。そうして考えたのが『非収益』かつ『寄附』による活動でした。
NPOを設立後、認定を取得し、税制優遇を用いて『寄附』を集め、利用者は負担なしでサービスが受けられる。さらに、釜石市には、ふるさと納税を利用した団体支援の制度がありました。この活動が成功すれば、生まれた場所、住んでいる場所による支援の差を少しでも埋められる…。
当法人の理事3人はいずれも釜石生まれ、釜石育ちの同級生。偶然にも皆が医療・福祉の有国家資格者でした。今ある知識と経験を地元に還元しようとの思いです。
どうかこの活動にご理解いただき、ご協力いただけますと幸いです。
理事長 横沢 友樹(岩手県立大船渡病院 救命救急センター長)
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