公開日 2020年12月24日
更新日 2020年12月24日
一般社団法人 三陸駒舎
様々な困難を抱える子どものケア & 「馬×パン×福祉」の新規プロジェクトの立ち上げ
プロジェクト概要
【目的】
▼様々な困難を抱える子どもたちに対して、馬の力に頼ったセラピーを提供する
不登校や虐待など、様々な困難を抱える子ども達を対象に、馬の力に頼ったセラピーを提供し、子ども達の心と身体を元気にします。
▼若者のための地域資源を活用した仕事づくりに挑戦
セラピーに来ている子どもたちも、卒業を迎える子もでてきました。馬の暮らしを基盤にしながら、パン工房を立ち上げ、様々な困難を抱えた若者が居場所を得ながら、働ける場づくりを進めていきます。
将来的には、石窯を設置して、間伐材を馬の力で運び出してきて、薪として活用したり、耕作放棄地を活用して、馬の堆肥を入れて、馬耕といって、馬でスキを引いて耕したり、馬と共に働くことができる環境を整えていきます。
【活動の経緯】
三陸駒舎では、2017年から障がい福祉サービスを活用しながら、子ども達へ馬の力に頼ったセラピーを提供してきました。
近年、不登校や虐待など、障がい福祉サービスの対象にならない子ども達の利用、問合せが増えてきています。
また、障がい福祉サービスの対象となる年齢(18歳)を越える若者も出てきています。これまでの関係性を活かした就業の場が求められています。
【実績】
被災地の子ども達、延1000名ほどに、ホースセラピーを提供してきました。
環境の変改に弱い障がいを持つ子ども達を対象に毎月延200名の受け入れを継続的に行っています。
【目指す姿】
馬の暮らしを中心にしながら、地域の誰もが幸せに暮らせるコミュニティづくりを目指しています。
福祉、地域資源、地域文化を掛け合わせながら、かつて馬と共に暮らしていた地域文化を再生し、地域の自然資源を活用しながら、地域の方々と共に地域内に新しい仕事を創り出していきたいと考えています。
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関連するSDGsの項目(番号)
目標金額
【目標金額】 2,000,000円
【寄付金の使途】子どもセラピーの受け入れ費用、仕事づくりのための機材購入など
返礼品
【有無】有
【内容】1万円毎に、オリジナル・ポストカード&パン 1セット
受益者/サポーターの声
セラピーを受けた子どもの親の声
▼子どもだけでなく、私たち親も癒やされます。
▼親の私の重荷だったモノ、肩が楽になった。
▼息子にとっての宝物が見つかりました。
▼子ども自身の「やりたい」という主体性がうまく引き出されています。
担当者メッセージ
私自身、馬と深く関わるようになって、馬の様々な効果に可能性を感じています。大きく報道された目黒区の女児の虐待事件がありましたが、虐待を受けて命があっても、その後トラウマなどで苦しむ子ども達はたくさんいます。ホースセラピーはそのようなトラウマのケアにも非常に有効といわれています。また、子どもケアのみならず、現代が抱える様々な課題を解きほぐしていく道を馬は示してくれるのと同時に、その道を切り拓いていく力を馬から学ぶことができます。私は、今も馬と子ども達から、様々な学びや気付きを得ています。釜石から心豊かに過ごせる社会を創り出していきたいです。 黍原豊
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