岩手県が岩手県立病院等の経営計画(2025-2030)(素案)に係る意見募集を行っています

公開日 2024年09月04日

次期岩手県立病院等の経営計画に関する意見を提出することができます

岩手県医療局では、2025年度(令和7年度)を初年度とする「岩手県立病院等の経営計画(2025-2030)」について策定を進めています。
このたび、その素案が公表され令和6年9月12日(木)までの期限で意見募集(パブリック・コメント)を行っていますのでお知らせします。
 

計画の詳細、意見の提出方法については、次の岩手県ホームページをご確認ください。

岩手県立病院等の経営計画(2025-2030) (素案)に係る意見募集(岩手県ホームページ)


計画(素案)の釜石市に関する概要

素案では、限られた医療資源の中で、医療の高度・専門化や、人口減少等による医療需要の変化に的確に対応し、地域医療を確保しながら、持続可能な医療提供体制を構築するためには、県立病院間の役割分担の明確化・最適化をより一層進める必要があり、また、危機的な経営状況の中、安定した経営基盤の確立を図るべく計画を策定するものであるとされています。
釜石保健医療圏に関係することとして、県立釜石病院の建替えについて、令和7年度から令和12年度までの計画期間内に、現在地または周辺を想定し建替えに着手することが明記されました。
県立釜石病院の位置付けとしては、「ケアミックス・連携強化」型の基幹病院とされ、カバーエリアの広さや、地域の医療資源の状況から必要となる幅広い機能として、高度・専門医療から回復期、リハビリテーションなどの身近な医療までを、他の「機能集約・特化」型の基幹病院と連携して対応することが示されています。
想定する主な機能の例としては次のとおりです。

  1. 急性期は県立大船渡病院と連携し、釜石病院は二次救急医療機関として、交通外傷等への対応や救急患者の初期治療等を実施すること。
  2. 周産期、脳卒中、心血管疾患等の高度・専門医療は、大船渡病院と連携して対応すること。
  3. がんは検診や手術、薬物療法による標準的な治療と緩和ケア、在宅療養支援を中心に対応すること。
  4. リニアック等の高度医療器械は、更新時期にあわせて、大船渡病院に集約されること。
  5. リハビリテーション等の回復期を強化すること

この記事に関するお問い合わせ

保健福祉部 健康推進課
住所:〒026-0025 岩手県釜石市大渡町3丁目15番26号
TEL:0193-22-0179
FAX:0193-22-6375
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