麻しん(はしか)にご注意を!

公開日 2024年03月08日

麻しん(はしか)の感染事例が報告されています

 令和5年5月12日以降、世界で麻しん(はしか)の流行が続き、感染が広がっています。

 海外からの持ち込みや、国内での伝播事例が、さらに増えることが予想されています。

 世界中で、子どもたちが麻しん風しんワクチンの接種を控える傾向にあり、接種率が低下しています。このことも麻しん(はしか)が流行する一因であると言われており、国が注意を呼びかけています。

~麻しん(はしか)ってどんな病気~

麻しんウイルスに感染することで引き起こされる、急性の全身感染症です。

感染経路は「空気感染」「飛沫感染」「接触感染」です。新型コロナウイルスやインフルエンザと比にならない非常に強い感染力で、ヒトからヒトへ次々に感染します。空気感染するため、手洗いやマスクのみでは予防できません。

免疫を持たない人が感染すると、ほぼ100%の方が発症します。

昔は、感染が広がり、多くの方が重篤な後遺症等で苦しみました。近所で麻しん(はしか)が出ると、わざわざうつしてもらいに行き、免疫をつけようとしたほど恐れられていました。

これまで、予防接種を徹底してきたことで感染者が激減し、平成27年WHO西太平洋事務局から、日本が麻しんの排除状態にあると認められました

~麻しん(はしか)の症状は~

約10日間の潜伏期間の後、38℃程度の発熱、かぜ症状が2~3日続くため、かぜと思う方も多いでしょう。

その後、39℃以上の発熱とともに発疹が現れます。この他、咽頭痛、咳、鼻水、目の充血(目やに)、頬の裏側に口内炎のような白い斑点(コプリック斑)が現れるのも特徴です。

肺炎や中耳炎を合併し、まれに脳炎を発症することもあります。

肺炎や脳炎は重症化し、死亡することもあります。

~予防接種が最善の予防法です~

先にお話ししたとおり、麻しんは非常に感染力が強く、手洗いやうがい、マスクだけでは十分な予防が出来ません。

ここで、効果を発揮するのが「予防接種」です。必要な回数の予防接種をきちんと受けることが重要です。

【定期接種対象の方:子どもの予防接種】

第1期:生後12か月から生後24か月に至るまで(個別通知あり)

第2期:小学校入学前の1年間(個別通知あり)

この予防接種を計2回受けているか、大学進学や海外留学、妊娠時などに必ず確認されます。決められた時期に接種を受けていないことで、支障をきたす場合がありますので、ご注意ください。

【それ以外の方は確認をお願いします】

①母子健康手帳で麻しんワクチン、麻しん風しん混合ワクチンを2回接種している

②麻しんにかかったことが明確であること

③すでに、十分な抗体価を保有している

※記録がない場合は「接種をうけていない、かかっていない」と考えて、かかりつけの医療機関にご相談のうえ、抗体検査や予防接種を検討しましょう。

~おかしいなと思った時は~

麻しん(はしか)を疑うような症状(高熱・発疹・咳・鼻水・目の充血など)が現れた場合は、必ず医療機関へ事前に連絡し、麻しん(はしか)の疑いがある事を伝えて下さい。公共交通機関の利用は控える等医療機関の指示に従いましょう。

~経験を活かそう~

感染症が拡大すると、社会全体に影響を及ぼします。私たちはこの数年にわたり新型コロナウイルス感染症と戦っています。感染症の拡大で様々な制限等を経験しました。感染予防の基本は「かからいない・うつさない」です。皆さんのご理解とご協力をお願いします。

厚生労働省ホームページもご覧ください

https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/measles/index.html

 

この記事に関するお問い合わせ

保健福祉部 健康推進課
住所:〒026-0025 岩手県釜石市大渡町3丁目15番26号
TEL:0193-22-0179
FAX:0193-22-6375
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