公開日 2020年12月24日
更新日 2021年01月24日
自然を活かした未来のくらし方を実践していくことで、釜石・岩手が日本のモデルケースに
一般社団法人 United Green
東日本大震災直後に化石燃料を必要としないバイオディーゼルカーで物資などを支援したことをきっかけに、釜石で食とエネルギーの自給自足と自然再生エネルギーを活かした循環型の地域づくりを行っています。自然・再生エネルギーと循環型の暮らしに関わる資源の活用、食とエネルギーの地産地消、自然と共生する人材育成・地域づくり・ライフスタイルに関する事業を行い、地域活性と循環型の生活と社会の研究・提案・構築に寄与することを目的としています。
団体HP: https://unitedgreen.earth
プロジェクト概要
【目的】
津波で沿岸に遭った農地や遊休農地を活用し、従来からあった持続可能な農業を受け継ぐと同時に、新たな知恵と技術を盛り込み次世代に繋げられる持続且つ環境に配慮した農業を推進します。代々受け継がれてきた美しい農地や山々の景観の維持や修復を試み、岩手の自然を守り、心地よい暮らし、気持ちのいい暮らしを目指すものです。
【活動の経緯】
東日本大震災が起こった当時、岩手県を訪れていたこともありすぐに沿岸部へ物資を持って支援を行ったところ、あまりの大きな被害と食料などの物資の需要に気づき仕事を辞め移住し、支援活動を開始。すぐに一般社団法人を立ち上げ国内外へ状況を発信し、必要なものをサポート要請。集まったものを被災地各地へ届けることから始まった。食料の調達、地元の方達の心と体のケア。地元イベントのBio電力の供給や広報活動。農地や漁業、家屋の復旧支援。子供たちの遊び場作り、音楽イベント開催、教育支援、楽器の支援等々、遊休農地を活用した有機農業を開始、農業体験にゃ田舎暮らしの体験の受け入れなども行うようになる。学生に向けたワークショップ、サマースクールや地元の学校での教育活動など教育にも力を入れるようになりました。
【実績】
菜の花大地復興プロジェクトで被災農地塩分除去、菜の花栽培と菜種油の販売を通して地元の方々の雇用と体と心の健康を促進。震災後開催が困難になった地元のトライアスロン大会のバイオディーゼル燃料による発電で大会の電力、計測機器の電源を地域で集めた廃食油を利用して発電し開催の継続を協力。学校、会社等に出向き防災、環境、再生エネルギーなどの講演活動。地産地消地域循環型のモデル地域にエコハウス建設、遊休農地を利用した有機農業の運営及び体験スクールの開催。ソーラーパネルなどを使った自家発電や簡易ストーブ作りなどのワークショップなどを開催。
【目指す姿】
海、山、川と自然豊かな地域で生きる力を学び、体験することが生きる力を育むこと、災害や未来に起こる様々な状況にも対応して生きていける知識や技能、創造力をつける場の創出を目指します。また、自然を生かした未来に対応する暮らし方が地域のためになり、また他の地域のためのモデルケースとして、人が釜石に訪れ、移住定住の機会が増えるモデル地域になるのではと考えています。
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関連するSDGsの項目
目標金額
【目標金額】 300万円
【寄付金の使途】 滞在や体験ができる古民家の改修費、農地の修復と再生費、エネルギー自給できるエコハウス修復費、畑の鹿対策費用、団体の運営費
返礼品
【有無】
有:なたね油。寄付額が1万円の場合、小サイズ(100㎖)1本。寄付額が2万円の場合、大サイズ(150㎖)1本。寄付額が3万円の場合、大サイズ1本と小サイズ2本。
受益者/サポーターの声
震災から私たちの住むこの地域の環境は、どうなっているのか。そんな疑問が浮かんでいる時、この活動を知りお手伝いを始めました。活動するこの地域は景色は綺麗な水が流れる川と緑濃い山の集落。そこには、活動を通して日本の各地、そして海外からも人々が集まり、地域にいながら世界を体験させていただいています。日々の大切さは、生きることの本当の大切な部分にここを訪れくる人達と共に現代のテクノロジーと自然の融合の実践の場を活用して、たくさんの方々と命を育て、心とカラダと向き合い、未来の可能性を感じています。
担当者メッセージ
私は豊かで持続可能な未来の暮らし方を探して求めて海外100カ国以上を廻った後、日本国内を巡っている途中で震災に遭い岩手に住みつくようになりました。地元お年寄りの方々はここは何にもないというのですが、自分にはここに全てがあると感じています。そして自然だけでなく、人、文化を含めてとても素晴らしい場所だと思います。シンプルですが人々が幸せで豊かな暮らしができる未来の答えがここにあると思います。ぜひ、一緒にその豊かな暮らしを作ることに参加してください。
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