公開日 2013年03月15日
対象者には個別に案内を送付します。
対象
第1期 今年度中に1歳になる子ども
第2期 年長クラスに相当する年齢の子どもで小学校就学前の1年間
会場
個別予防接種で実施します。
市内の医療機関で接種を受けてください。(県立釜石病院、せいてつ記念病院、国立釜石病院、釜石整形外科クリニック、釜石厚生病院、釜石のぞみ病院、藤井クリニックを除く)
接種回数
接種時期は第1期と第2期に分かれており、あわせて2回接種します。
- 第1期…1歳から2歳未満の間に1回接種(2歳の誕生日前日まで)
- 第2期…5歳から7歳未満の間に1回接種(小学校入学前日まで)
副反応
接種後5~14日の間に発熱や発疹が起こる場合があります。
接種直後から翌日にかけて発熱、発疹、かゆみなどが見られることがありますが、これらは過敏症状と考えられ、通常1~3日で治まります。
接種部位の発赤、腫れ、しこり、リンパ節の腫れなどが見られることがありますが、いずれも一過性のもので、通常数日中に消失します。
ワクチンの種類
麻しん風しん混合予防接種は、注射用生ワクチンである麻しん風しん混合ワクチンを使用します。別の種類の注射用生ワクチン(おたふく、水筒)予防接種を受けるまでは、4週間の間隔をあけてください。
予防できる病気
麻しん(はしか)
感染力が極めて強く、死亡することもある重症の感染症です。空気感染、飛沫感染、接触感染いずれの方法によっても感染し好発年齢は、1歳代が最も多いです。
高熱、せき、鼻水などの症状で始まります。熱はいったん下がったあとにまた上がります。特有の赤い発疹は顔から全身に広がります。子どもにとって重い病気で、脳炎や気管支炎、肺炎などを合併しやすく、死亡する例もあります。
風しん(三日はしか)
発熱、赤い発疹、首のリンパ節の腫れの3症状が特徴の病気です。熱が出ないことが多く、かぜに似た症状で、通常は3日程度で治りますが、重症になると、脳炎や血小板減少性紫斑病になることもあります。
妊娠初期に風しんにかかると胎児に影響があり、「先天性風しん症候群」を持った子どもが生まれる可能性が高くなります。