公開日 2024年05月17日
更新日 2024年06月14日
市では、今年5月3日から6日の期間、一般社団法人子どもスポーツ国際交流協会が台湾台北市で開催したタグラグビー大会を含む国際交流プログラム「キッズトライ2024@台湾」へ、市内小学生8名を派遣しました。
今回の派遣では、タグラグビー大会への参加等を通して、台湾台北市及び国内各地(熊本、福岡、広島)から参加した小学生と交流を行うとともに、東日本大震災時にいただいた復興支援の感謝を伝えることを目的として実施いたしました。
派遣前には、台湾をより理解できるよう文化等の事前研修や、台湾の小学生ともコミュニケーションが取れるよう、また東日本大震災時の支援の感謝を伝えることができるよう中国語の学習も行いました。
現地では、台北市内の史跡等の訪問や歓迎レセプション、台北市の小学校でのビーズアクセサリー等の記念品制作、台北市や国内各地からの参加者との混合チームを編成しタグラグビー大会を行う等、様々な交流を実施しました。
【写真展】「かまいしキッズフォト~台湾ラグビー交流~」
6月8,9日の二日間、釜石市民ホールTETTOにて写真展「かまいしキッズフォト~台湾ラグビー交流~」を実施し、派遣された小学生一人一人が撮影した写真等の展示を行いました。また、開催初日には小学生が「お気に入りの一枚」の写真の説明や、現地での体験や交流の様子等について発表しました。
子どもたちの発表では、「多くの参加者と交流できるよう、積極的に声をかけた」「言葉が通じなくても、身振り手振りで伝わるよう頑張った」等、子どもたちが進んで交流してきた旨の報告がありました。また、他にも「日本にはない形の建物があって、とても面白かった」「台湾の水道水は飲めないが、日本ではどこでも飲むことができてすごいと思った」「信号に変わるまでの秒数が表示されていて、とても親切だと思った」等、子どもたちならではの視点による報告がされていました。
釜石市では「世界とつながるKAMAISHI」を目指し、今後も継続的に関係各国との交流を推進するとともに、国際交流を通じた市の未来を担う青少年の育成に取り組んでまいります。