公開日 2024年06月14日
寄附金額
令和5年度は一般寄附金及び釜石ふるさと寄附金から206,636,663円の寄附をいただき、そのうち56,942,345円をすこやか子育て基金へ積み立てました。
基金活用事業一覧
皆様からいただいたご寄付は次の事業に活用しました。(基金活用総額13,237,934円)
保育所の空き定員等を活用した未就園児の定期的な預かりモデル事業【事業費】3,162,209円【基金活用額】317,209円
保育所やこども園、幼稚園等を利用していないお子さんを対象に、保育所等で定期的な預かりを行うことで、子ども同士のふれあい、保育士の働きかけ等による子どもの発達を促す機会をつくり、保護者の育児の負担軽減を図る支援を行いました。事業の実施報告はこちらです。
・対象利用児童 釜石市内に居住し、保育所等に通っていない児童 5人
・実施施設 ピッコロ子ども倶楽部桜木園
・実施期間 令和5年9月1日(金)から令和6年3月31日(日)
かまいし子育て応援ガイドブック【事業費・基金活用額】142,890円
妊娠期から子育て期にわたる様々な子育て事業をまとめたガイドブックを印刷し発行しました。
・かまいし子育て応援ガイドブック 1,000部
自然遊び場事業補助金【事業費・基金活用額】662,000円
子どもに自主性及び創造性等を身に付けさせるような地域の自然環境を活用した遊びを提供する事業を実施する団体に対し、10万円を上限として補助金を交付する事業です。令和5年度は7団体へ補助金を交付し、各団体で事業を実施し多くの子どもたちが参加しました。活動実績はこちらです。
補助金交付団体
団体名 | 交付金額 | |
1 | ボーイスカウト釜石第2団 | 100,000円 |
2 | もりむすび | 100,000円 |
3 | かまめっちょの会 | 76,000円 |
4 | 海と子どもの未来プロジェクト実行委員会 | 100,000円 |
5 | 一般社団法人 三陸駒舎 | 100,000円 |
6 |
株式会社かまいしDMC |
100,000円 |
7 | バリアフリーでつくる釜石自然遊びの会 | 86,000円 |
支援につなぐこども居場所づくり事業【事業費】5,070,200円【基金活用額】1,947,200円
コロナ禍の中で子どもが社会的孤立等に陥らないように、学習支援を通したこどものサポート事業を団体へ委託し、居場所などを利用する子どもや家庭へ必要な支援に取り組みを行いました。
・委託団体 一般社団法人子どものエンパワメントいわて
・委託期間 令和5年4月から令和6年3月まで
・支援対象者 小学生から高校生まで
また、民間団体等に対して子ども食堂等の食の提供を行う事業に対する経費として補助金を交付し、物価高騰による経済的な困難を抱える家庭の負担軽減を図るとともに、地域で子どもを見守る環境づくりを行いました。
・補助金交付団体 小佐野地区民生児童委員協議会
・補助金交付金額 70,200円
妊産婦支援事業【事業費】20,242,398円【基金活用額】7,873,998円
市内の妊産婦を支援するため、母子健康手帳の交付を受けた方へ1回の妊娠につき30,000円を給付し、妊産婦及びハイリスク妊産婦の方へ、通院に係る交通費と出産時期の宿泊費を助成しました。
また、国が制度創設した「出産・子育て応援交付金」を活用し、全ての妊産婦・子育て家庭が安心して出産・子育てができるよう、妊娠期から出産・子育てまで一貫した身近な相談支援と、経済的支援を一体的に実施する事業を実施しました。
交付対象人数と交付金額は次のとおりです。
妊婦応援給付金
・交付対象者 127人 3,810,000円
妊産婦健康診査等アクセス支援助成金(交通費・宿泊費)
・一般妊産婦 73人 1,469,630円
・ハイリスク妊産婦 21人 599,000円
出産・子育て応援給付金
・出産応援給付金 140人 7,000,000円
・子育て応援給付金 125人 6,350,000円
県立釜石病院産後ケア事業
助産師等の専門職が中心となって産後1年未満のお母さんに対して、母乳相談や育児相談、沐浴指導を行いました。またお母さんが心身を癒し、安心して育児に取り組めるように産後ケア事業を行いました。
・利用者 59人 1,062,000円
母子保健事業 【事業費】133,512円【基金活用額】22,512円
妊産婦らの不安解消につなげるため、妊婦や出産等に関する情報を一元的にまとめた「ママサポブック」を作成し、妊産婦支援の一層の強化を図りました。
・ママサポブック印刷 50冊 96,250円
・リングファイル購入 50冊 37,262円
給食費の一部無償化【事業費】4,544,251円【基金活用額】2,272,125円
多子世帯の経済的負担を軽減し子育て支援を推進するため、第3子以降の学校給食費を無償化しました。
・無償化対象者
小学1年生から中学3年生までの釜石市内小中学校に在籍している子どものうち、高校生以上(社会人、学生含む)の子も含めた上から3番目以降の子ども
・対象人数
198人(小学生127人、中学生71人)