公開日 2023年12月07日
更新日 2024年06月17日
ヤングケアラーとは
「ヤングケアラー」とは、本来大人が担うと想定されているような家事や家族の世話などを日常的に行っている子どものことをいいます。責任や負担の重さにより、学業や友人関係などに影響が出てしまうことがあります。
詳しくは、こども家庭庁のホームページをご参照ください。
ヤングケアラーはふつうのこと?
家族の手伝いや手助けをすることは「ふつうのこと」と思うかもしれません。でも、学校生活に影響が出たり、こころやからだに不調を感じるほどの思い負荷が生じている場合は、少し注意が必要です。
『ケア』と『お手伝い』の違い
ヤングケアラーが担う『ケア』は
1.年齢や成長段階に見合わない負担・責任を負う
2.日常生活に支障があるほど長時間にわたる
ものであり、相手の生命・生活・健康を支える『ケア』は『お手伝い』という言葉でおさまるものではありません。
ヤングケアラーの方へ
家族のケアやお手伝いをするヤングケアラーの中には、多くの時間をケアに追われ、学校のこと、進路のこと、毎日の生活のことなど色々な悩みを抱えている方がいらっしゃると思います。ひとりで抱え込まずに、気軽に相談してください。
⇒ケアラーサロンおしゃべり広場"palori loco"
周囲の大人や関係機関の皆様へ
子どもたちが自分自身でヤングケアラーと認識するのは難しいと言われています。ヤングケアラーと思われる子どもたちに気がついたら、相談窓口までご連絡下さい。
⇒支援者のためのポータルサイト "Young carer portal"
相談窓口
・児童相談所相談専用ダイヤル TEL:0120-189-783(フリーダイヤル)
・岩手県ヤングケアラー相談支援窓口 TEL:080-8201-4053
・釜石市こども家庭課 TEL:0193-22-5121
〇虐待の相談以外にも子どもの福祉に関するさまざまな相談を受け付けています。