公開日 2022年05月30日
更新日 2022年10月04日
令和4年10月4日
このたび、市民の個人情報の保護の任にあたるべき市職員による情報漏えいという重大な不祥事が発生し、市民の皆様に多大なご心配とご迷惑をおかけしました。
漏えいが確認されてからこれまで半年以上にわたり、全庁的に情報の取り扱いなどを調査してまいりました。
その結果、最終的に3名に懲戒処分が発効されましたが、その他の職員については適切な取り扱いを行っていることも改めて確認できました。
これにより、市は一連の調査を終了しますが、引き続き情報の取り扱い、監視体制の強化の他、職員の資質向上に努めてまいります。
また、今回の情報漏えいに関し、行政のトップとしての責任を明らかにするため、市長ならびに副市長の給料の減額を行うこととしました。
今回の一連の漏えい問題につきましては、さまざまな報道がなされました。
私としては一連の手続きには正しい対処をしてきたと思っておりますが、市民の皆様には不信・不安を抱かせることとなり残念でなりません。
今後、職員とともに一丸となり信頼回復に務めるとともに、改めて心よりお詫び申し上げます。
釜石市長 野田 武則
令和4年9月1日
当市で発生しました個人情報並びに特定個人情報などの情報漏えいにつきましては、これまで庁内に副市長をトップとした個人情報漏えい調査委員会を設置し、元市職員の情報漏えいに関与した職員の有無のほか庁内での個人情報の取扱いなどについての調査を行ってまいりました。
その結果、新たに1名の職員による元市職員の情報漏えいへの関与が確認されましたので、8月17日付けで懲戒処分を行うとともに、一連の情報漏えいが行なわれた当時の上司に対しましても同日付けで処分を行いました。
そのほかの職員につきましては、不適切な個人情報の取り扱いなどは確認されませんでした。このため市としましては、適切な取扱いを行っているものと判断し、これをもって市としての一連の調査を終了することといたしました。
今回の事案をうけて、再発防止に向けて、職員の情報リテラシーの向上及び情報セキュリティ管理者のマネジメント能力の向上を目的として職員研修などを実施し、これまで以上にセキュリティ対策への取り組みを推進してまいります。
なお、漏えいされた方のマイナンバーの番号変更につきましては、マイナンバーが不正に用いられるおそれがないと判断されることから、マイナンバーの変更は行わないものといたしました。
市民の皆様には、今回の情報漏えいに関しまして多大なご心配とご迷惑をお掛けしたことに対しまして改めて深くお詫び申し上げます。
今後は、市民の信頼回復に向け、職員一丸となって取り組んでまいります。
釜石市長 野田 武則
令和4年5月30日
このたび、元市職員2名が住民基本台帳に記載された個人情報並びに特定個人情報、いわゆるマイナンバーが記載されたデータなどを業務に関係なく送受信していたことや、自宅の個人のパソコンに送信していたなどの情報漏えいの事実が明らかになりました。
職員が、このような行為に及んだことは誠に遺憾であり、市民の皆さまには、多大なご心配とご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
市では、元市職員2名が行った行為を厳粛に受け止め、原因究明と調査をしてまいりましたが、それぞれ5月26日付けで免職処分とし、当日、緊急記者会見を行い公表いたしました。
今回、漏えいが確認されたのは、住民基本台帳に記載されている住所、氏名、生年月日、性別、続柄等をデータに加工した全市民の個人情報で、そのうち約600人分にはマイナンバーの記載があるものが含まれておりました。当該データにマイナンバーが記載されていた市民の方々におかれましては、変更を希望される方がいると思います。その方々に対しましては、6月上旬に番号変更の案内文書を発送する準備をしております。
個人のパソコンに送信されたデータについては、既に全て削除しており、市民への直接的な被害等は確認されておりません。現時点で、データが個人のパソコンから外部へ流出した形跡はございませんが、個人情報の流出行為の全容を明らかにするために、市としては元市職員2名を岩手県警察に告訴しております。
市政を預かる責任者として、今回の事態を重く受け止めており、心からお詫び申し上げますとともに、このようなことが二度と起きないよう、職員の管理監督を徹底し、市民の信頼回復に向け、職員一丸となって取り組んでまいります。
釜石市長 野田 武則