公開日 2022年05月24日
釜石市はオーストラリアを相手国とし、2017年11月に復興「ありがとう」ホストタウンとして登録され、青少年を中心に継続的に交流活動を実施してきております。
5月21日、22日にオーストラリア各地(シドニー、パース、ブリスベン等)と根浜シーサイドをインターネットでつなぎ、音楽、文化、食、スポーツ等を通じて、オーストラリアと釜石市の交流を深めるオンライン交流が行われました。本来であれば、広く市民の皆様に参加いただき、オーストラリアとの交流をより一層深めていきたいところですが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、参加を関係者等に制限して開催されました。
オーストラリア大使館のトム・ウィルソン参事官や野田市長のあいさつを皮切りに、釜石とオーストラリアのオンライン交流がスタートしました。各会場をインターネットで結び、オーストラリア特産のオージービーフやラム肉、釜石の海産物等のバーベキューを行ったり、オーストラリアのパース天文台とつなぎ、北半球・南半球の星座の違いや互いの地に伝わる星にまつわるストーリーの紹介等が行われました。
22日は、あいにくの雨模様のため予定を変更し、根浜シーサイドレストハウス内の多目的ルームより中継を行いました。根浜シーサイドとオーストラリアの各家庭を結び、両国の朝ごはん(Brekkie)の違いを紹介したり、朝ヨガ体験ではシドニーと中継を結び、現地の講師の指導のもと、参加者のみなさんはヨガに挑戦していました。また、オージーラグビー体験のコーナーでは、釜石シーウェイブスRFCの選手やコーチに出演いただき、パスやタックルの実演や参加者によるラグビー体験等が行われました。
※プログラムの詳細については、下記リンクよりご確認ください。
KOALA CAMP 2022(コアラキャンプ)Facebookページ
釜石市は「世界とつながるKAMAISHI」を目指し、今後も継続的に釜石とオーストラリアの交流を深めるよう、引き続き事業を展開してまいりますので、ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。
ホストタウンとは?
日本の自治体と、2021年に延期となった東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に参加する国・地域の住民等がスポーツ、文化、経済などの多様な分野で交流することを通じて、地域の活性化等に活かし、東京大会を超えた末永い交流を実現することを目的とした取組です。
フレンズ・オブ・オーストラリアとは?
オーストラリア政府は、スポーツ等を通じて各自治体・団体とオーストラリアとの交流を深めています。2020年3月に釜石市はオーストラリアと親交を深めている自治体・団体「FRIENDS OF AUSTRALIA」(フレンズ オブ オーストラリア)の一員として、登録されています。