公開日 2021年10月29日
更新日 2021年11月08日
釜石市は「2050年までに二酸化炭素排出実質ゼロを目指す」ことを表明します
近年、世界各国、日本全国各地で猛暑、大型台風、豪雨などの異常気象が発生しております。
当市でも、令和元年の台風19号による甚大な被害を受けたことは記憶に新しいところであります。
このような異常気象発生の要因として、温室効果ガスの排出がもたらす地球温暖化が気候変動を
引き起こすものと考えられております。
気候変動問題は、国際社会が一体となり取り組むべき重要な課題であります。
国連気候変動枠組条約締約国会議(COP21)において、2015年「パリ協定」が採択され、各国が
削減目標を提出することが義務付けられましたが、地球温暖化には歯止めがかかっておりません。
令和2年10月、国は「2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、
すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」ことを表明しました。
当市は、海、山、川などの自然環境に恵まれております。この貴重な自然環境を未来の子供たちに
引き継いでいく必要があります。
市民一人ひとりが、今置かれている現状を把握し、危機感を持って行動していく必要があるため、
ここに「2050年までに二酸化炭素排出実質ゼロを目指す」ことを表明し、省エネルギーの推進や、
再生可能エネルギーの導入を促進し、地域経済や市民の生活の向上に向け、市民、事業者、
行政が一丸となり脱炭素社会を目指して参ります。
令和3年10月29日
釜石市長 野田 武則
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