公開日 2020年11月06日
更新日 2020年11月06日
令和2年9月3日より実施しておりましたAustralian Olympic Connect「ともだち2020」パイロットプログラムについて、最終日となる11月3日にオーストラリアのパラヒルズ高校とビデオ通話アプリ「Zoom」を使用して両国をつなぎ、オンライン交流を行いました。
交流中は互いに相手国の言語で話すこととしており、両国の生徒ともに慣れない言語に悪戦苦闘しながらも、一生懸命伝えたいこと、話したいことを説明していました。はじめは緊張のせいか固い表情を見せていましたが、興味のあるものや趣味等共通するものが見つかると、そこを皮切りに活発な交流が行われました。
両校の生徒からも、このプログラムに参加について「言葉は難しかったけど、とても楽しかった」「コロナが収まったら、釜石/オーストラリアに絶対行く!」等、多くの肯定的な意見が寄せられており、ここからまた新たな釜石とオーストラリアの交流が生まれていくことかと思います。
このパイロットプログラムは、来年の東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会前に行われる本プログラムのパイロット(試行)版であり、今回のオンライン交流で全8回のプログラムは終了となります。来年開催される本プログラム参加の際は、あらためてお知らせいたします。
今後も市はオーストラリアとの交流活動を続けてまいりますので、引き続き応援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
Australian Olympic Connect「ともだち2020」パイロットプログラムとは?
このプログラムは、オーストラリアオリンピック委員会によるオーストラリアの学校とオリンピックのホスト国である日本の学校とを、インターネット等を介してつなぐ教育交流プログラムです。このプログラムを通じて、両国の生徒がお互いの文化やライフスタイル等を学ぶことを目的としています。来年の東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に合わせて、2021年4月から7月に開催される本プログラムのパイロット(試行)版という位置づけになります。
両国からは小学校5年生~中学校3年生を対象として約20校ずつ参加しており、オーストラリアオリンピック委員会によりマッチングされています。8月24日から10月末までの間、2週間に1回程度の頻度で交流活動を行っていきます。
釜石市からの参加生徒
市内中学生8名。市内各中学校より参加。
オーストラリア側の参加校
Para Hills High School (南オーストラリア州西部) Year 9 (中学3年生に相当)の生徒8名。学校のカリキュラムで日本語を勉強中。
主な内容
10月末までの期間、互いの文化や習慣などを紹介するビデオメッセージを自分たちで考え、英語と日本語で作成し互いに送りあいました。国際交流課のFacebookでも研修会の様子を報告しておりますので、ぜひご覧ください。
(facebook「世界とつながるKAMAISHI / Kamaishi International Connections」)