公開日 2020年04月03日
更新日 2021年07月16日
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、自宅で過ごす時間が多くなる高齢者の心身の健康を保つために厚生労働省が示した「高齢者が居宅において健康を維持するための留意事項」の内容を掲載いたします。
1 「高齢者が居宅において健康を維持するための留意事項」(3つのポイント)
(1)運動のポイント
「動かない」(生活が不活発な)状態が続くことにより、心身の機能が低下して「動けなくなる」ことが懸念されます。また、転倒などを予防するためにも、日頃からの運動が大切です。
・人混みを避けて、1人や限られた人数で散歩する。 ・家の中や庭などでできる運動(ラジオ体操、スクワット等)を行う。 ・家事(庭いじりや片づけ、立位を保持した調理等)や農作業等で身体を動かす。 ・座っている時間を減らし、足踏みをするなど身体を動かす。 |
(2)食生活・口腔ケアのポイント
低栄養を予防し、免疫力を低下させないために、しっかり栄養をとることやお口の健康を保つことが大切です。
・3食欠かさずバランスよく食べて、規則正しい生活を心がける。 ・毎食後、寝る前に歯磨きをする。 ・しっかり噛んで食べる、1人で歌の練習をする、早口言葉を言うなど、お口周りの筋肉を保つ。 |
(3)人との交流のポイント
孤独を防ぎ、心身の健康を保つために、人との交流や助け合いが大切です。
・家族や友人と電話で話す。 ・家族や友人と手紙やメール、SNS等を活用して交流する。 ・買い物や移動など困ったときに助けを呼べる相手を考え、事前に話し合っておく。 |
2 高齢者として気をつけたいポイント(日本老年医学会、釜石市)を以下のとおり掲載します。
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