公開日 2018年12月14日
更新日 2019年04月15日
~釜石市議会9月定例会において可決されました~
市では、震災から学んだ教訓を後世に伝え、あらゆる災害から未来の命を守るため、「釜石市防災市民憲章」を
制定しました。
「釜石市防災市民憲章」は、東日本大震災の発生を機に、あらゆる災害から身を守る知恵を次の世代、また次の世代
へと伝えて行くため、「市民の誓い」として作成したものです。
この憲章は、7月に意見募集を実施し、その結果を反映させた上で、釜石市議会9月定例会において審議、
可決されました。
制定年月日は、東日本大震災の発災同一日である平成31年3月11日とし、同日、鵜住居駅前の防災センター跡地である「釜石祈りのパーク」に、防災市民憲章のモニュメントを設置しました。
釜石市防災市民憲章【英語版】(560 KB pdfファイル)
釜 石 市 防 災 市 民 憲 章 を ひ ろ げ よ う !
【憲章の解説】
「命を守る」ための重要な教訓について、災害前(備える)、災害時(逃げる、戻らない)、災害後(語り継ぐ)の4つの項目にとりまとめたものです。
『備える』 避難を可能とするのは、日ごろの訓練であり、その大切さを「体」で理解すること
『逃げる』 避難を繰り返す大切さ、自分の素早い率先避難が、周りの避難を促すこと
『戻らない』 お互いに避難の仕方を確認しておくなど、家族の信頼関係を築き行動すること
『語り継ぐ』 これらの行動を実践し続け、「当たり前」となる災害文化を創ること
(結文)
これまでの度重なる災害などを乗り越えてきたように、自然の豊かさを享受しながら、
これからも釜石の地で、共に助け合いながら生きる市民の決意を表しています。
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