公開日 2015年01月24日
更新日 2022年06月17日
高齢者の在宅サービス
市では、介護サービス以外にも在宅でおおむね65歳以上の一人暮らしの方や高齢者世帯の方など、日常生活で援助の必要な方を対象にいろいろなサービスを提供しています。
・令和6年度在宅サービスパンフレットはこちら⇒令和6年度在宅サービスパンフレット[PDF:511KB]
1 高齢者等配食サービス事業
・内容
在宅高齢者等の健康維持と安否確認等を目的に、昼食宅配サービスを行っています。
<実施している地域> 市内全域
<利用回数> 週1回~月1回
・対象
市内に住んでいる65歳以上のひとり暮らしの高齢者と高齢者夫婦世帯及びこれに準ずる方々で、身体的な理由などで調理が困難な方
・備考
一食当たり400円を負担していただきます。
2 福祉用具貸与事業
・内容
日常生活の便宜と自立のため福祉用具が必要な方に、福祉用具を貸与します。
・対象
日常生活の便宜と自立のため福祉用具が必要な方で、介護保険法の要介護認定をされていない方及び釜石市重度身体障害者日常生活用具給付事業の対象とならない方など。
・備考
貸与する福祉用具は
(1)特殊寝台及びその付属品
(2)車いす及びその付属品等
利用料は、通常の福祉用具貸与料金の1割となります。
3 緊急通報システム事業
・内容
急病や災害等の緊急時に迅速かつ適切に対応するための機器、緊急通報装置を設置します。
装置には、ペンダントもセットされており、身につけることができるため、いざという時、ボタンひとつで簡単に緊急事態を管理センター(24時間対応)へ通報することができます。
・対象
おおむね65歳以上の高齢者のみの世帯、ひとり暮らしの重度身体障がい者で緊急対応を要する持病のある方
・備考
前年所得税が非課税の方は無料でお貸ししますが、その他の方は課税状況に応じて費用(自己負担)がかかります。
4 家族介護用品支給事業
・内容
介護が必要なご家族を介護している方に、紙おむつ等の介護用品を支給し、経済的な負担を軽減します。
・対象
市内に居住する要介護4または5の方を介護する家族。ただし、要介護者及び介護人いずれも市民税が非課税の世帯に限ります。
・支給品目
紙おむつ、尿とりパット等
・限度額
1期につき 18,750円(年4期)
5 寝具洗濯乾燥消毒サービス事業
・内容
寝具の洗濯・乾燥・消毒を年2回実施いたします。
・対象
おおむね65歳以上の寝たきりの方又は重度の身体障がい者等
・備考
掛布団・敷布団・毛布での3点セット、または寝台用マットレスを含めた4点セット。1回の自己負担は3点セット660円、4点セット880円となります。
6 ふれあい教室事業
・内容
家に閉じこもりがちな高齢者の方々に、市内の集会所等で音楽・手芸・ニュースポーツや健康に関する講義等を行い、生きがいづくりのためのサービスを提供します。
・対象
おおむね65歳以上の方で、要介護認定を受けていない方
・備考
利用料は100円です。
・問い合わせ先
市地域包括支援センター tel.22-2620
7 生活管理指導短期宿泊(ショートステイ)事業
・内容
体調不良などにより居宅での生活が一時的に困難になったとき、養護老人ホームに短期入所することにより、生活習慣の指導や体調調整を行ないます。
・対象
おおむね65歳以上の高齢者
・備考
原則1回7日間以内。1日500円の自己負担のほかに、食材料費として1食550円の負担となります。
8 認知症高齢者徘徊SOSネットワーク事業
・内容
認知症高齢者の方が徘徊等により行方不明になった場合、事前に登録いただいた情報を警察等と共有し、早期発見・保護できるよう以下の3つの取組をおこなっています。
①「認知症高齢者徘徊SOSネットワーク」の登録及び「早期発見ステッカー」の配布
②岩手県警の「ぴかぽメール」との連携
③「どこシル伝言板」の登録(QRコードを活用したシステム)
・対象
認知症等により徘徊が心配される高齢者
・問い合わせ、申込先
市地域包括支援センター tel.22-2620
※「認知症高齢者徘徊SOSネットワーク」、「ぴかぽメール」に関する詳細な情報はこちら⇒認知症高齢者徘徊SOSネットワーク事業 | 釜石市 (city.kamaishi.iwate.jp)
※「どこシル伝言板」に関する詳細な情報はこちら⇒認知症高齢者徘徊SOSネットワーク事業「どこシル伝言板」を開始します。 | 釜石市 (city.kamaishi.iwate.jp)
9 外出支援サービス事業
・内容
一般の交通期間を利用することが困難で、ストレッチャーを使用しなければならない人を、福祉施設や病院等に移送します。
・対象者
おおむね65歳以上で寝たきりの要介護者又は重度の身体障がい者
・利用料
移送にかかる費用の1割、ただし、原則月2回まで(※片道1回)
10 あたまの健康チェック事業
・内容
健康な方向けの認知機能テストで、電話で行う10分間程度の記憶検査です。テストを受けるためには予約が必要です。
・対象
市内在住の60歳以上の方で、認知症の診断や治療を受けていない方。
・検査方法
予約した日時にオペレーターから電話がありますので、指示のとおり検査を受けてください。
・利用料
無料(先着150人)
・予約先
釜石市地域包括支援センター TEL:0193-22-2620
その他のサービス
市では高齢者の在宅サービスの他にも以下の取組を行っています。
■障がい者ホームヘルプサービス利用者に対する支援措置
・内容
障がい者施策においてホームヘルプサービスを利用していた低所得者世帯の障がい者の方に対して、利用者負担を軽減することで、訪問介護サービスの継続的な利用を促進します。
・対象
下記の1)に加え、2)または3)のいずれかに該当する方が対象です。
1) 平成18年度以降の障害福祉サービスで、境界層該当(※)として負担額が0円となっている方
2) 65歳到達以前におおむね1年間障がい者施策によるホームヘルプサービス(居宅介護のうち身体介護及び家事援助をいう。)を利用していた方
3) 要介護認定を受けた40歳から64歳の方
(※)境界層該当とは、生活保護以外の制度で保険料や利用料等の軽減をすることで、生活保護を必要としない方のことです。
■社会福祉法人等による利用者負担減免等措置
・内容
介護保険サービスの提供を行う社会福祉法人等が、保険者を釜石市とする低所得者であって特に生計が困難になった者の利用者負担を軽減した場合、市がその法人に対し補助をします。
・対象
軽減を行う社会福祉法人等
■養護老人ホームへの入所
・内容
身体的・経済的理由等により、家庭での生活が困難な方を、共同生活を通してお世話します。
・対象
おおむね65歳以上の方で、身体的・経済的理由等により、在宅での生活が困難な方
・備考
本人の負担能力に応じ負担金(限度額140千円)があります。また、他に家族(扶養義務者)に負担金が発生する場合もあります。
(市内の施設、所在地)五葉寮 鵜住居町第2地割20-1
地域包括支援センター
地域包括支援センターは、高齢者のみなさんが住み慣れた地域で、元気にいきいきと安心して、その人らしく生活が続けられるよう、介護・福祉・健康・生活などについて相談できる身近な窓口で、高齢者の虐待問題等も含めた総合相談機関です。
・内容
困りごとや心配ごとなど、お気軽にご相談ください。電話・面接・訪問などにより相談をお受けします。
・問合せ
市地域包括支援センター tel.22-2620
※市地域包括支援センターの相談窓口を、市内7ヶ所(下記)に設置しております。
地域包括支援センターに関する詳細ページはこちら⇒https://www.city.kamaishi.iwate.jp/docs/2020051200028/
名称 | 住所・電話番号 |
東釜石地区在宅介護支援センター (社会福祉協議会内) |
大渡町3-15-26 tel.31-1400 |
あいぜんの里在宅介護支援センター (特別養護老人ホームあいぜんの里内) |
大字平田2-51-7 tel.26-6602 |
仙人の里在宅介護支援センター (特別養護老人ホーム仙人の里内) |
甲子町7-144-4 tel.23-1016 |
はまゆり在宅介護支援センター (老人保健施設フレールはまゆり内) |
小佐野町3-9-1 tel.25-0650 |
鵜住居地区在宅介護支援センター (いきいき指定居宅介護支援センター内) |
鵜住居町2-20-1 tel.29-1881 |
唐丹地区在宅介護支援センター (いきいき指定唐丹居宅介護支援センター内) |
唐丹町字小白浜50 tel.55-2109 |
ニチイケアセンター釜石在宅介護支援センター |
中妻町1-12-2 |
地域包括支援センターの事業
地域包括支援センターでは、「高齢者の在宅サービス」の取組である「閉じこもり等予防事業」、「認知症高齢者徘徊SOSネットワーク事業」に加えて以下の取組を行っています。
■いきいき100歳体操の自主活動支援
・内容
高齢者の方々が地域の集会所等に集まり、主体的にいきいき100歳体操等を行う活動を支援し、介護予防の普及啓発に努めます。
・支援対象
3人以上で週1回以上集まり、いきいき100歳体操の実施を希望する団体
・支援内容
100歳体操DVDの提供、手足用重りの貸し出し(3ヶ月程度)など
・問合せ
市地域包括支援センター tel.22-2620
■認知症予防教室
・内容
認知症に対する不安の解消や認知症予防に関する理解を深めるための教室を実施します。
・対象
おおむね65歳以上の高齢者
・問い合わせ
市地域包括支援センター tel.22-2620
■口腔機能改善教室
・内容
高齢者の摂食・嚥下機能の低下を早期に発見し、その悪化を予防することを目的に、口腔機能向上のための教室や、口腔清掃・摂食・嚥下機能に関する指導等の事業を実施します。
・対象
おおむね65歳以上の高齢者。
・問合せ
市地域包括支援センター tel.22-2620
■地域住民グループ支援事業
・内容
介護予防やサロン活動などの通いの場に資する活動を行おうとする地域住民組織等に対して活動資金(1、2、3年目各50,000円)を支援します。
・対象
介護予防等に資する活動を行おうとする地域住民組織等。
・問合せ
市地域包括支援センター tel.22-2620
■家族介護教室
・内容
高齢者を介護している家族等が、介護方法や介護予防、介護者の健康づくり等について学べる教室を開催します。
・対象
高齢者を介護している家族や近隣の援助者等。
・問合せ
市地域包括支援センター tel.22-2620
■認知症カフェ
・内容
認知症の人や家族、地域の人が気軽に集い、認知症について理解を深めるカフェを開催しています。
・対象
会場により異なりますので、事前にご相談ください。
・現在開催している認知症カフェ(2ヶ所)の名称と開催場所は下記のとおりです。
名称 | 開催場所 |
ともすカフェ | 鵜住居地区生活応援センター等 |
あゆむカフェ | 小佐野コミュニティ会館 |
・問い合わせ
市地域包括支援センター tel.22-2620
この記事に関するお問い合わせ
PDFの閲覧にはAdobe社の無償のソフトウェア「Adobe Acrobat Reader」が必要です。下記のAdobe Acrobat Readerダウンロードページから入手してください。
Adobe Acrobat Readerダウンロード