公開日 2015年03月16日
更新日 2024年12月20日
背景と目的
釜石市が管理する道路橋は令和6年3月末現在で214橋あり、このうち橋長15m以上の橋梁は84橋あります。この大半は1960年代から1970年代に架設され、架設後50年以上経過する橋梁は全体の22%を占め、今後20年後にはこの割合が85%にのぼり、急速に高齢化橋梁数が増大します。 また、釜石市が管理するトンネルは令和3年3月末現在で5箇所あります。橋梁と同様に建設年数が経っており老朽化が著しい状態であるため、将来にわたり安全なインフラの提供を行うための計画的な維持管理が望まれる。
このような背景から、高度経済成長期に建設された橋梁やトンネルをはじめとするインフラの多くが老朽化し、その維持管理に伴う安全性の低下や修繕費の増大が問題として顕在化している。このため、新技術の活用及び集約・撤去を併せて検討しながら、計画的かつ予防保全的な対応をすることとし、橋梁やトンネルの長寿命化によるコスト縮減と予算の平準化を図る目的からそれぞれ長寿命化修繕計画を策定致しました。
橋梁点検
計画の策定にあたり、まず橋梁やトンネルの健全度等を把握する必要があることから、近接目視により、5年に1回の頻度で定期点検を行うことを基本としています。点検の内容は、健全性等の把握のほか、重大な損傷の早期発見、長寿命化修繕計画の策定において必要なデータ取得を目的としたものとなっています。
釜石市橋梁長寿命化修繕計画
釜石市が管理する道路橋について、橋梁長寿命化修繕計画を策定致しました。
釜石市トンネル長寿命化修繕計画
釜石市が管理するトンネルについて、トンネル長寿命化修繕計画を策定致しました。
令和2年度 釜石市トンネル長寿命化修繕計画[PDF:2.26MB]
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