公開日 2014年05月14日
環境にやさしい製品を購入しましょう
~『グリーン購入』してみませんか?~
グリーン購入とは、製品やサービスを購入する際に価値や品質、利便性、デザインだけでなく、環境のことを考え、環境への負荷ができるだけ小さいものを優先して購入することをいいます。次のマークが付いている商品が環境にやさしい商品とされています。
名前 | マーク | 内容 |
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エコマーク |
環境保全に役立つと認められた商品に付けられ、”環境にやさしい暮らし”を願う人たちが、商品を選択しやすくなることを目的としています。 【問い合わせ】 |
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グリーンマーク |
古紙を原料に利用した製品であることを容易に識別できる目印として制定したマークです。 【問い合わせ】 |
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再生紙使用マーク |
再生紙であることを表わし、Rの隣の数字は古紙の配合率を示します。 【問い合わせ】 |
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牛乳パック 再利用マーク (パックマーク) |
回収された牛乳パックを再生利用した製品であることを示します。 【問い合わせ】 |
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PETボトル リサイクル 推奨マーク |
PETボトルをリサイクルした再生製品であることを示します。 【問い合わせ】 |
あなたもグリーンコンシューマーになろう
環境にやさしい買い物活動をする人を『グリーンコンシューマー』といいます。(グリーン:緑・環境を大切にするシンボルカラー、コンシューマー:消費者)。
「グリーンコンシューマー全国ネットワーク」では、次の『グリーンコンシューマー10原則』を提示しています。あなたも、できるところから、グリーンコンシューマーを目指していきましょう。
『グリーンコンシューマー10原則』
- 必要なものを必要なものだけ買う
地球上の2割である先進国の人たちが、8割の資源を使っているのが世界の現状です。
地球上で人類が生き続けるには、先進国の過剰な消費を抑えていく必要があります。
本当に必要かどうかを考えてから買いましょう。 - 使い捨て商品ではなく、長く使えるものを選ぶ
商品は、いつかすべてごみになります。
しかし最初から使い捨てられることを前提に作られたものを買うことは、資源枯渇と環境悪化を招きます。
ごみになるまでの時間が長いもの、そして修理しながら使えるものを選びましょう。 - 容器や包装はないものを優先し、次に最小限のもの、容器は再使用できるものを選ぶ
過剰包装はいりません。量り売り、はだか売りのものが一番です。
どうしても容器の必要なビールやジュースは、リターナブルびん入りのものを優先的に選びましょう。 - 作るとき、買うとき、捨てるときに、資源とエネルギー消費の少ないものを選ぶ
商品は、資源とエネルギーを使って作られ、使われ、そしてごみになります。
そのすべての過程で資源とエネルギーをムダにしない商品を選びましょう。 - 化学物質による環境汚染と健康への影響の少ないものを選ぶ
ダイオキシン、環境ホルモンだけでなく、農薬、食品添加物、薬剤、排気ガスなど、商品が作られ、使われ、ごみになる過程で多くの有害な化学物質が使われたり発生したりしています。
可能な限り少ないものを選びましょう。 - 自然と生物多様性をそこなわないものを選ぶ
貴重な自然を破壊し、生物にに多大な影響を与えている商品があります。
豊かな自然と生物の多様性こそ人間の生存の基礎です。
そのような消費を選ばないようにしましょう。 - 近くで生産・製造されたものを選ぶ
商品の輸送にはエネルギーが必要です。国内産のものや地場のものは輸送エネルギーが少なくてすみます。しかも野菜、魚は地場物なら新鮮で栄養も豊富です。地域の産業を育て、顔の見える関係をつくることにもなります。 - 作る人に公正な分配が保証されるものを選ぶ
発展途上国の人々の労働に対してそれに見合う対価が支払われていないことが多くあります。
またそのような生産現場の多くは環境破壊的でもあります。
フェアトレード※で途上国の人々の生活支援と経済的自立のための活動が広がっています。
※公平な貿易。生産現場の環境に負荷をかけず、人権、労働条件を守り、対等な対価を支払う貿易を意味する。 - リサイクルされたもの、リサイクルシステムのあるものを選ぶ
たとえば再生紙製品を買わないと、いくら紙をリサイクルにまわしても需要がないので、使われなくなってしまいます。
リサイクルする社会の仕組みがあり、きちんとリサイクルされている商品を選びましょう。
ただし、リサイクルは3番目の手段であることを忘れずに。 - 環境問題に熱心に取り組み、環境情報を公開しているメーカーや店を選ぶ
グリーンコンシューマーは環境を大切にしようとしている企業を応援します。
そして企業の情報がより公開されることにより、消費者の選択が必要になります。
現状では上記の10原則をすべて当てはめて買い物をすることは難しいかもしれません。
しかし、だからといって何もしないのではなく、ひとつでも実行していくことが大切です。
その積み重ねがライフスタイルを変える大きな効果を生み、社会を変えていく原動力になります。