公開日 2021年12月23日
更新日 2022年10月06日
議会改革特別委員会について
議会改革特別委員会は、令和元年12月釜石市議会定例会において議員発議により設置されました。
この委員会は、当市議会が市長とともに二元代表制の一翼を担う市民の代表機関として、少子高齢化や人口減少、地方分権改革など地方自治体を取り巻く環境変化に対応しながら議会改革を継続していくため、次の事項に関する調査を付託されました。
⑴議員定数及び多様な人材が活躍できる議会のあり方について
⑵議会活動の強化に向けて必要な条件整備及び市民への情報開示について
⑶議会機能の強化に向けて必要な条件整備について
⑷その他議会改革に当たって必要な事項
この付託事項を実現するため次の5つの取組を設定し、委員会の設置以来、調査検討を重ねています。
①議員定数等の見直し
②市民と語る会の開催
③常任委員会の活性化
④議会基本条例
⑤議員の資質向上
※ これら取組状況の進捗状況については、次の委員会報告・ロードマップを御覧ください。
・令和4年9月定例会における議会改革特別委員会の報告内容はこちら⇒ 議会改革特別委員会報告[PDF:259KB]
・釜石市議会版 議会改革特別委員会 ロードマップはこちら⇒ 議会改革特別委員会ロードマップ(令和5年8月)[PDF:354KB]
各取組の主な内容
①議員定数等の見直し
・議員定数等の検討(委員会・理事会)
⇒ 議会改革特別委員会として、全体委員会及び理事会での議論・検討を行いました。(委員会報告までに開催した全体委員会は14回、理事会は29回)
※ なお、令和4年9月定例会において、議会改革特別委員会委員長が「次期改選期は議員定数を18人とする」として、委員会報告を行っています。
②市民と語る会の開催
・市民団体、地域団体との意見交換
⇒ 令和4年4月までは議員定数の見直しにテーマを絞り、開催しました。(令和2年11月に第1回目を開催し、令和4年4月までに計6回開催)
※ 今後は、市民との意見交換の場を継続することとして開催方法を検討します。
③常任委員会の活性化
・所管事務について民間団体との意見交換
⇒ 各常任委員会において、随時実施しています。
・当局との勉強会、本会議での提言・意見書の提出
⇒ 各常任委員会において、必要に応じ実施しています。
・行政視察に係る報告事項の見直し
⇒ 行政視察の成果を共有できるよう、報告書の様式を見直しました。
・行政視察により得られた成果を活かした政策提言
⇒ 各常任委員会による活動報告を市議会定例会において実施しています。また、政策提言については各議員が定例会の一般質問等で行っています。
④議会基本条例
釜石市議会における「議会基本条例」とは、国から地方公共団体への権限移譲が進み、地方議会が担う役割が大きくなる中、市民の福祉向上を図り、また議会及び議員活動の充実を図ることを目的として、議員の活動や議会活動における基本理念・原則など、議会運営に必要な基本事項を定めたものです。
⇒ 「釜石市議会基本条例」は、令和5年3月定例会に委員会提出議案として上程・可決され、令和5年3月15日に公布・施行されました。
※ 詳細はこちらをご覧ください。
⑤議員の資質向上
・講師を招いた講義や研修会への参加
⇒ 令和5年7月7日に、委員会主催で議員研修を実施しました。
「釜石市の日本海溝津波への対応の課題」(講師:岩手大学名誉教授 齋藤徳美 氏)
※ なお、講師を招いた講義については、随時検討しています。また、他団体等が催す研修会・セミナー等については、各議員が機会を捉えて参加しています。
PDFの閲覧にはAdobe社の無償のソフトウェア「Adobe Acrobat Reader」が必要です。下記のAdobe Acrobat Readerダウンロードページから入手してください。
Adobe Acrobat Readerダウンロード