ようこそ、鉄と魚とラグビーのまちへ

市長プロフィール / 施政方針 / 市長公務日程   

釜石市は、岩手県の南東部、三陸復興国立公園のほぼ中央に位置し太平洋に面して   いるため、海洋の影響と地理的条件から、四季を通じて温暖な気候に恵まれております。 

安政4年(1857年)12月1日、盛岡藩士の大島高任が甲子村(現 甲子町)大橋において、わが国で初めて、鉄鉱石を原料とした洋式高炉での出銑に成功して以来、東北地方有数の重工業都市として発展し、また、世界3大漁場の一つ三陸漁場の重要な漁業基地として栄えてきました。

東日本大震災では、当市の約4千世帯が被災され、千人を超える市民が犠牲となりました。あれから8年が経過した平成30年度末には、全区画の宅地造成が完了し、また、全ての復興公営住宅が完成しました。これまで住まいの再建ができない方々には大変ご不便をおかけしましたが、これからも被災された方々全員が、一日も早く安心して生活できるよう、心を込めて全力で取り組んでまいります。

3月23日には、東日本大震災の記憶や教訓を後世に伝えるとともに、生きることの大切さや素晴らしさを感じられ、憩い親しめる場としてつくられた、震災メモリアルパーク「うのすまい・トモス」が完成したほか、4月13日には魚河岸地区周辺のにぎわい創出の拠点となる釜石魚河岸にぎわい館「魚河岸テラス」がグランドオープンしました。

釜石市を取り巻く交通網も大きく変わりました。3月9日には、市民の念願でありました、岩手県の横軸となる東北横断自動車道釜石秋田線の釜石JCTと仙人峠IC間、沿岸部を南北に走る三陸縦貫自動車道の釜石中央ICと両石IC間が開通しました。そして、間もなく釜石北ICと大槌IC(仮称)間も開通する予定であります。また、3月24日には三陸鉄道も全線が復旧し、県内沿岸部が一本の鉄路でつながり、新たなスタートを切ったところであります。

さらに今年の大きな目玉であるラグビーワールドカップ2019™開催までは150日を切りました。5月1日からは元号が平成から令和へと代わったこともあり、当市はまさに新たな時代の幕開けを迎えていると言っても過言ではありません。

ラグビーワールドカップ2019™では、釜石鵜住居復興スタジアムや市内のファンゾーン等に、大きく利便性が増した交通網を利用し、国内外から多くの観戦者、旅行者が釜石を訪れます。東日本大震災における全世界からの復興支援に対する感謝の意を伝え、当地域が力強く復興してきた姿をお示しする絶好の機会であります。その復興のシンボルとして未来に誇れるラグビーのまち・釜石を次世代に継承するとともに、沿岸被災地の活性化と岩手スポーツ界の更なる飛躍発展につなげるため、今後も、共同開催の岩手県をはじめ、ラグビーワールドカップ2019™組織委員会などと緊密な連携のもと、市民の皆様やボランティアの皆様のご協力を仰ぎながら、共に大会の成功に向けて全力で取り組んでまいります。

現在、目指すべき将来像である「三陸の大地に光輝き、希望と笑顔があふれるまち釜石」の実現に向け、職員が一丸となって取り組んでおります。今後ともご指導とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 

令和元年5月

 

 

 

 

 令和という新しい時代を迎えて

  市長あいさつ(75 KB pdfファイル)